第十二课 方言と共通語
单词
民族 (みんぞく)
みんぞく (民族) [名] 民族
- 多民族国家
- 少数民族
異なる (ことなる)
ことなる (異なる) [動1] 不同
- 私、彼とは意見が異なる。
- 趣味は人によって異なる。
- 彼は常人とは異なった才能を持っている。
関西 (かんさい)
かんさい (関西) [専] 关西
- 関西弁
誤解 (ごかい)
ごかい (誤解) [名] 误解
- 誤解を解く。
- 他人の善意を誤解する。
- コミュニケーションが下手なために誤解される人も少なくありません。
- 誤解しないでください、別にあの子が好きというわけじゃない。
投げる (なげる)
なげる (投げる) [動2] 扔,投
- ボールを投げる。
- 湖に石を投げる。
- テスト・試合を投げる。
- みんなは、かれに厳しい視線を投げた。
- 川に身を投げる。
解釈する (かいしゃくする)
かいしゃくする (解釈する) [動3] 解释
- この言葉についての解釈はいろいろあります。
- このことに関しては、自分の都合のいいように解釈してはいけない。
投げ返す (なげかえす)
なげかえす (投げ返す) [動1] 扔回去,投回去
- あまりにひどいので、先生は、ノートを学生に投げ返した。
- 同じ言葉を投げ返す。
保管する (ほかんする)
ほかんする (保管する) [動3] 保管
- チケットは、保管のため、封筒に入れておきました。
- お客さんの名簿は、大事に分類され保管されている。
- いま、その資料は、図書館に保管してあります。
聞き間違える (ききまちがえる)
ききまちがえる (聞き間違える) [動2] 听错
- 聞き間違えのないように、きちんと録音をとっておいたほうがよい。
- 少し疲れていたため、わたしは、好意 (こうい) を恋 (こい) と聞き間違えました。
浸透する (しんとうする)
しんとうする (浸透する) [動3] 渗透,普及
- 雨水が地下に浸透する。
- 新しい生活様式が国民に浸透している。
- 外国語知識の普及で、外来語が数万語も、日本語のなかに浸透している。
- 市場経済の浸透によって、人間と人間の触れ合いが少なくなった。
~ 地方 (~ ちほう)
~ ちほう (~ 地方) [名] 地区
- 東北地方
- 九州地方
独立する (どくりつする)
どくりつする (独立する) [動3] 独立
- 自由の女神像は1886年、フランスが米国の独立を記念し、贈ったものだ。
- かれはサラリーマンをやめて独立して会社を起こそうとした。
- 中学校に入ると、長女は、独立した部屋がほしいと言い出した。
述べる (のべる)
のべる (述べる) [動2] 陈述
- 以下、日本の大学教育について自分の意見を述べてみたい。
- 中井さんは礼を述べて電話を切った。
当日 (とうじつ)
とうじつ (当日) [名] 当天
- 事件の当日
- 試験当日は必ず受験票を持ってください。
応対 (おうたい)
おうたい (応対) [名] 对待,接待
- 翌日その会社を訪問した。応対に出たのは、人事担当の山田部長だった。
- 来客に応対する。
近畿 (きんき)
きんき (近畿) [専] (日本的) 近畿地区
- 近畿地方
後悔する (こうかいする)
こうかいする (後悔する) [動3] 后悔
- 私は、彼と別れたことを後悔はしていない。
- 済んだことはいくら後悔しても始まらない。
- 社会に出てから、大学でもっとしっかり勉強しておけばよかったと、後悔している。
~ 間違える (まちがえる)
~ 間違える:... 错
- 聞き間違える
- 見間違える
- メールなどで相手の名前を書き間違えると、たいへん失礼なことになる。
- 緊張すると、言いたいことを言い間違えてしまうことがよくある。
- 日本では、中国大陸のことを中華民国と言い間違える人がいる。
~ 返す (かえす)
~ 返す
- 将别人施加的动作还回
- 反复或重新
例子:
- 入り口で入れてくれって言ったら「お前は誰だ」と言い返された。
- 父からそういわれると、一言も言い返せない。
- 同じことを何度も言い返した。
- 「ドライブ行こう」と誘うと、「え?」と愛子は聞き返した。
- 二人とも事件について知らないようで、「それは本当か」と聞き返された。
- その財布をどこで落したか、昨日の行動を思い返した。
- いま思い返すと、若いころ、ずいぶん無茶 (むちゃ) なことをしたと思う。
門限 (もんげん)
もんげん (門限) [名] 关门时间
- この寮の門限は午後11時です。
- うちでは門限を過ぎて帰ると、必ず父親に叱られる。
~ 問目 (~ もんめ)
~ もんめ (~ 問目) 第 ~ 题
- 一問目
- 三問目
進出 (しんしゅつ)
しんしゅつ (進出) [名] 进入,打入,进军 (某领域)
- 政界・芸能界に進出する。
- 日本企業が中国市場に進出する。
強化 (きょうか)
きょうか (強化) [名] 强化
- 国際競争力を強化しなければ日本の企業は生き残れない。
- 説得力を強化するためには、数字が有効である。
課題 (かだい)
かだい (課題) [名] 课题
- 研究の課題
我が国 (わがくに)
わがくに (我が国) [名] 我国
- 我が社
- 我が家
- 我が子
登録する (とうろくする)
とうろくする (登録する) [動3] 登记,注册
- 会員として登録する。
- 大学へ行って、いろいろな登録手続きに、二時間もかかった。
- 国家試験に合格した人が、関連組織に登録すれば、業務を開始できる。
- ホームページに登録する。
- 友達の電話番号を携帯に登録する。
支払う (しはらう)
しはらう (支払う) [動1] 支付
- 代金を支払う。
- 代金をカードで支払う。
取り消す (とりけす)
とりけす (取り消す) [動1] 取消
- 注文を取り消す。
- 契約を取り消す。
- 勉強の態度がわるいため、奨学金を取り消された。
- さっきの言葉を取り消してください。
待ち合わせる (まちあわせる)
まちあわせる (待ち合わせる) [動2] 等候,碰头
- かれと、新宿の喫茶店で九時に待ち合わせる。
~ 以内 (~ いない)
~ いない (~ 以内) ~ 以内
- 一時間以内
- 一キロ以内
课文讲解
中国は多民族国家で、民族によって使用する言語が異なっている。また中国語も1つではなく、かなりの数の方言が存在する。それぞれの方言は発音も文法も語彙も大きく違っている。
によって:此处表示 "因什么而异"。
かなり:[副词] "相当",表示程度。有时也可「かなりの+名」。
それぞれ:各自。
日本語においても、発音、文法、語彙など、地域による言葉の違いがある。
~ において:可视为一个助词,表示在某个场所、场合、范围、领域等。可后续「は」「も」。
- 現代においては、コンピューターは不可欠なものである。
一方、京都など関西地方では、「箸」は「はし (②)」、「橋」のほうは「はし (①)」と発音する。「はし」という言葉の意味は、方言によって変わることになる。
~ ことになる:表示逻辑推理的结果。
- 参加者は男性3名、女性2名だから、5名ということになる。
方言の違いによってこんな誤解が起きることもある。
~ によって:此处表示理由、原因。
~ ことがある:前接动词基本形时,表示有可能会有这样的情况。
- ラジオやテレビの故障は、叩くことによって、直ることがある。
- ひと月かかる仕事でも、場合によっては、十日ですむこともある。
現在では、ラジオやテレビでは東京の言葉を基本にした共通語が使われ、地方の日常生活にも共通語が浸透している。
~ を基本にする:以 ... 为基础。
语法
"異なる" 与 "違う"
異なる & 違う:这两个动词都可以表示不同。
違う:还可以表示错误,但已经不常用,要明确表示错误之意,必须用「間違う」。
異なる:没有错误这个意义,且多用于书面语。
- 民族によって使用する言語が異なっている。
- それぞれの方言は発音も文法も語彙も大きく違っている。
- 鈴木君、数学の試験の2問目、答えが違いますよ。
- 銀行とホテルでは為替レートがどう違うか?計算が間違っているようだ。
- 二つの答えは、異なっていて、そちらが違っていて、こちらが正しい。
為替レート:货币兑换率
それぞれ
それぞれ:这个副词有三种具体用法,其中修饰动词的最多,修饰名词的次之,单独作为主语的最少。
- 私たちはそれぞれが環境問題を考えなければならない。
- これらの部品は、それぞれが独立して働き、1つが壊れても機械は止まりません。
- それぞれの方言は発音も文法も語彙も大きく違っている。
- 子供たちは公園のあちらこちらに座って、それぞれのお弁当を食べ始めた。
- 学生たちは自分の意見をそれぞれ述べた。
- イベントの当日は受付や応対で、みんなそれぞれ忙しい。
かなり:
- 町の建物のうち、かなりが地震で倒れた。
- 中国語も一つではなく、かなりの数の方言が存在する。
- 新しい飛行場ができるまでに、時間がかなりかかりそうだ。
- 中国人にとって、日本語の読み方はかなり難しい。
たくさん:
- 日本では最近たくさんの人が、ボランティア活動をするようになった。
- 海岸を散歩しながら貝殻をたくさん集めた。
だいたい:
- 企画のだいたいの内容は、パンフレットをご覧ください。
- ご説明は田中さんからだいたい伺っています。
- この辺りは学生が多いので、どこの食堂でもだいたい安いです。
如上所述,某些副词既是副词,又兼有名词特性,但是用作主语的用例极少。
~ においても
~ において:可视为一个助词,前接名词,表示时间、场所、场合、领域等。可后续「は」、「も」。
- 会議は第1会議室において行われる。<场所>
- その時代において、女性が働くのは珍しいことであった。<时间>
- 日本語においても、発音、文法、語彙など、地域による言葉の違いがある。<范围、领域>
- 関西方言は、全国的な広がりにおいて、他の方言より知られている。<方面>
- 家具においては、北海道や長野県の製品が優れている。<方面>
关西地区
关西地区:是以大阪、京都为中心的本州西部的西日本地区的总称。
「近畿地方」指包括京都、大阪、兵庫、滋賀、奈良、和歌山、三重的2府5县的广大地区。
「関西地方」基本同「近畿地方」,有时特指京都、奈良和神户。
東北地方、関東地方、中部地方、中国地方
~ (という) ことになる
動詞 (基本形)/名詞 + (という) ことになる:表示逻辑推理的结果。
- 参加者は男性3名、女性2名だから、5名ということになる。
- 日中の経済規模は同じでも、日本は、人口が10分の1だから、一人当たりの GDP は、中国の10倍ということになる。
也可以表示自然得出某种结论或结果。
- そんなにたくさんお酒を飲むと、明日の朝後悔することになりますよ。
- この問題は今解決しておかないと、将来困ったことになりますよ。
"投げ返す" 与 "聞き間違え"
投げ返す & 聞き間違える:两个动词结合成一个新的动词,称复合动词。
~ あがる:表示完成 ...
- 住所を書き間違えたせいで、小包が届かなかった。
- 帰りの電車のなかで、この手紙を何度も読み返した。
- ぼくは、その人をよく知っているので、見間違えるはずがない。
- 机の上には、お弁当は、もうでき上がっていた。
怒る
怒る:意为对对方的做事不当而生气,相近的动词有「叱る」「注意する」,但是后者都是以长者或管理者对小辈的失误的指责。
- 「投げる」だと解釈して、ごみを投げ返して怒られたという話がある。
- 子供のころ、私はあまり勉強しなかったので、父はよく私を怒った。
- 先生はみんなの前で、山田君をしかった。
- 子供のころ、私はあまり勉強しなかったので、よく父に怒られた。
- 山田君はみんなの前で先生にしかられた。
- 夜中1時に帰ってきた学生に、寮長が寮の門限は12時だと注意した。
- 赤信号で横断歩道を渡ったら、お巡りさんに注意されました。
方言
方言:日语中也有方言,而且日语的方言与东京的标准语差异不大,因此彼此之间不会造成交流上的困难。日语最大的方言是关西方言。
- おおきに。ほんまにありがとうございます。
- 山Pはイケメンやで。(やで = だよ)
- アホとちゃうか!(= 馬鹿じゃないか)